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2017年10月03日

三百六十五歩のマーチ  

しあわせは 歩いてこない

三百六十五歩のマーチ  

だから 歩いて ゆくんだね

三百六十五歩のマーチ  

一日一歩

三百六十五歩のマーチ  

三日で三歩

三百六十五歩のマーチ  

三歩すすんで 二歩さがる

三百六十五歩のマーチ  

人生は ワン・ツー・パンチ

三百六十五歩のマーチ  

汗かき べそかき 歩こうよ

三百六十五歩のマーチ  

あなたの つけた 足あとにや

三百六十五歩のマーチ  

きれいな花が 咲くでしょう

三百六十五歩のマーチ  

腕をふって 足をあげて
ワン・ツー ワン・ツー

三百六十五歩のマーチ  

やすまないで 歩け~

三百六十五歩のマーチ  

ソレ ワン・ツー ワン・ツー

三百六十五歩のマーチ  

ワン・ツー ワン・ツー

icon112
母を、父が建てた家で一人暮らししていた北九州から、
私が住んでいる宗像に連れてきて8ケ月いっしょに暮らしました。
しあわせにしたいと思って連れてきましたが、場所を変えたためか、
いつもいっしょにはいられないためか、
単純に認知が進んだためか、お世話の方法の
配慮不足か、
状態はどんどん悪くなりました。
3度目の肺炎で、入院した時、かなり認知の状態が悪くなり、退院して、
私の家に帰ってきたときは、自分がどこにいるのかわからないようで、
ヘルパーさんを追い出し、ケアマネさんを追い出し、
私はプロコースのレッスンを
途中にして、森にあずけ、家に帰らなくてはなりませんでした。
あの時は、レッスンを中断したことがなかったので本当にショックでした。
また、森に有り難いと思いました。
なんとか母の機嫌をおさめ、母の気分を変えて、寝かしつけました。
夜になり、母がずっとベッドで寝たまま、歌い続けたのが、この歌です。
水前寺清子さんが歌った「三百六十五歩のマーチ」作詞星野哲郎さん。
小学生になったような、かわいい声で歌い続けます。
自分をはげまそうとするかのように、
かわいくはずんで・・・。
最後の「ソレ・ワン・ツー・ワン・ツー」というところ、軽く明るく、
何度も何度も。
母のベッドの隣に布団を引き、眠ったふりをしながら、姉にメールを打ちます。
「素敵なお母さんだね」と、姉からも、「ステキなお母さんだね」、と返事がきます。

母のとなりに布団をひいて、息をひそめて、
母を想った日々。
胸が苦しいせつない日々でした。その苦しさでもがいていた時、
私は知らず知らずに、人の気持ちをたくさん失ったようです。友情やら信頼やら。言葉にできないものやら。
8ケ月暮らして、その後、
いよいよ母を一人でおいておけなくなり、母を入院させた、その日、
家に帰って、号泣しました。
なんでしょうね。あのいとしさ。せつなさ。
「ワン・ツー・ワン・ツー」せつなくて、いとおしくて、そして、元気になります。
あんな混迷を深めながら、前に進もうと
明るく歌う母( ☆∀☆)
やすまないで あ る け ~~
「まいごの子猫ちゃん」「三百六十五歩のマーチ」
後世に残り続ける、名曲、その詩に、何か深いものがあるのでしょうね。

「ワン・ツー・ワン・ツー」icon06
わんちゃんのトイレの号令では ないですよface02












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Posted by Positive Wind at 20:10│Comments(0)保育園考介護
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