› 風と尾っぽ › 2016年03月

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2016年03月28日

サヴァのすけ⓵




わが教室の神。サヴァのすけ。
教室の窓にも貼っている、ゴールデンの姿は
彼の写真をもとに 私が絵におこしたものです。

思えば彼がスタートだった、この教室の哲学から
ノウハウから、何から何まで。

私の犬のイラストも私の犬のトレーニングも
サヴァのすけから始まりました。

私の修行の始まりで 研究対象だった
思えば一番いろいろな被害を受けたのかなあ。
今思えば、かわいそうなことの数々だった。

彼が神戸でのドッグトレーニングテストに
合格してから、私がこの道を歩くことが現実的に
なったのだと思います。

亡くなる前年までドッグトレーニングテストに
つきあってくれた。
兵庫まで行ったなあ。車内の後ろのシートで
ウンザリした顔で寝そべっていた姿、いまでも
思い出します。
テストなんかに合格しなくとも
気性のいい犬だったのにねえ。
ぽわあんとした犬だったなあ。
生涯、数回だけうなったり吠えたりしたかなあ。
だから、私は彼のうなりも吠えも信じて、
彼の言う通り、不審者からは、距離をあけました。
ボディガードもしてもらったんだなあ。
あんな、いい性格だったのに。

なのに、老人保健施設に連れて行ったり
動物愛護センターに連れて行ったり
神戸までドッグトレーニングテストに連れて行ったり
いっぱい、いっぱいのお勉強に付き合ってもらったんだよね。
いるだけで、宝物なのに、
教室の神にまでもちあげちゃって、ごめんなさい。
ありがとう
でも、私の思惑なんてなんのそので
きっと今も、ぽわあんって顔をして、あの場所にいて
みんなを待っててくれてるんだよね。

そういうとこが 神かな
いとおしい サヴァのすけ 
キミのことも 語らせてね
  


Posted by Positive Wind at 12:13Comments(2)PW史

2016年03月20日

「めとめがあう」

めとめがあう
言葉じゃない なにかが伝わる
あなたが わたしの名前を呼ぶ なんてうきうきする

あなたの言葉は いつも 魔法のように
私の尾っぽを おどらせる
あなたの声と しぐさに
楽しい気分で 体がこたえてしまう

あなたの手は けして 私を傷つけない
あなたは いつも わたしに よい時間をくれる
だから 時々 ひとりでも おとなしく待てるのです
あなたが ちからない時 よりそいたいと思うのです

当教室に レッスンにかよう わんちゃんたちから
飼い主さんをどう思うか アンケートをとってみました

犬と よい 関係を つくる トレーニング
社会の中で 平和にとけこめる しつけ

どうぞ 一度 のぞいてみてください      作・福島みゆき



しつけ方教室開設当初、リーフレットに載せていた詩です。
詩作は、高校生の頃に始めました。
ノートにはびっしり文字が書きつけてあり、それは
10数冊あったように記憶しています。いまそれがどこにあるかは
わかりません。(恐いことに)
そのころの私に、一番影響を与えた友人は、
交換ノートのようなものをすると、かなり質の高い小説を書いて
よこすような女性で、筒井康隆さんの本を彼女の影響で集めた記憶が
あります。
今の旦那様と結婚した時、彼の本棚と私の本棚で、筒井康隆さんの本が
かなりかぶっていた時の嬉しさはありませんでしたっけ。
筒井康隆さんは「詩」とはまた違う、心の別格の場所にいますので
その話はまた、するとして、筒井康隆さんに出会った頃に、
詩作にも「はまった」ということかな・・・・・。
17歳の頃の「詩」は恥ずかしくて、表には出せないものばかりですが
このお仕事を始めて、動物の気持ちを人に伝えるときに
変に感情的でなく、けれどほんのり情感は伝わる、手段として、
「詩」という形を選びました。
動物病院の新聞や、教室のリーフレットや、福岡県獣医師会で出している
「絆」という冊子に載せています。
これらを、記録としてまとめていきたいと思っています。

今回のこの詩は「正の強化」と「負の弱化」の組み合わせによるトレーニングを
応用するしつけの方法を人に伝えるときに、どうやったら丸く表現できるかと
考え作ったものです。リーフレットにのせたので、最後のおさまりが
商売っぽいですが、入りが気に入っています。

「めとめがあう」本来、慣れていない動物の目をじっとみつめるのは
いけないことなんですが、人と犬との良い関係を作るときの第1歩
として、めとめがあうことに、「脅威」ではなく「信頼」を育てる。
絆をつくる第1歩として、伝えたくてこうなったかと思います。
人間関係も同じでしょうが。。。。。。
  


Posted by Positive Wind at 08:05Comments(0)

2016年03月14日

3月14日の記事



2006年11月ポジテイヴ・ウィンドは犬のしつけ方教室としてスタートしました。
その頃出会った、森竜一(現代表)を共同経営者として、二人で立ち上げました。

今年は、ポジティヴウィンド生誕10年となります。
立ち上げ当初こそは、「なぜおまえたちがそこまでやる」と、うっすら白い目も
感じ、影の声も聞こえながら、「誰もやらないから」と、苦しみ楽しみ、
学び学び学び、ここまできました。

まだ、そんなに遠くまではきていないはず、
遠くにはきていないようでいて、思えば遠くに来たものです。
ほんとうに、いろいろなことをやってきました。
そして、まだ、まだ、苦しんで体は年齢を重ねるまま、使い疲れ、
体力はなくなりアップアップしていますが、
心だけは自由で発想はどこまでも広がり、楽しさと期待にうきうきしています。
頭は冴えわたっていきます。ひとつの疑問がとけると、また一つの疑問が
わいて、それを探求していると、まえの疑問とつながり、知る楽しさは限りが
ありません。
アイディアは数限りない、神様がおりてきた、そういいながら文章を書き
絵をおこし、新たなレッスン計画をたてる、新たなセミナーをうちあげる。
出会う人たちの素晴らしいこと。ご縁、昔の人はよく言ったなあ。
出あえたことの奇跡。有り難さ。
すべてのことはつながり、やって良かったと思うことの数々。

魂は光り輝き、世のため人のため犬のため猫のため、生きとし生けるものの
ためその体だけでなく心のため魂のため。
この方向は間違っていない、そう感じることばかりが運命の出来事として
起こっています。
良いことも・悪いこともふくめです。

このブログには、ポジティヴウィンド創始者のひとりである福島みゆきの今現在
から過去の思い出、未来へはせる希望や考えを、思いつくままに、いろいろな色
のボールがつまった宝箱のように、気ままにつめこんでみたいと思います。
かつて発表した詩や文章やマンガなども、モノローグとともに整理していきたいと
思っていますので、福島ファンはこうご期待♪です。

私のお客様はシャイな方が多いのですが
恥ずかしがらずに ご感想等も欲しいものです♪
恥ずかしがり屋の私も(笑)、頑張って、発表していきますから、はげまして
くださいね♪

福島みゆき
  


Posted by Positive Wind at 10:26Comments(2)