きみの からだが  (絆 第14号)

Positive Wind

2017年07月31日 18:46

きみの からだが



きみの からだが
まっすぐ わたしに むかってくる
きみの ひとみが
くろめがちに ひかる
ことばには できない
くるおしい おもい それが
わたしの むねのなかで
こきゅうする

おっぽが ぐるぐる まわったね
たのしかったね
ケンカもしたね わらったね

ありがとう
からだを ゆだねて くれて
ありがとう
こころを よせてくれて
ありがとう
すべてを あずけてくれて

有り 難い
わたしのこころが きみでいっぱいで
あしがふらつくような いたみ
有り 難い
さいごの こきゅうまで
つきそわせてね

そして きみは もといたところへ
光のなかへ かえっていったのでした




公益社団法人 福岡県獣医師会 より 毎年一回発行している
「絆」という福岡県動物愛護推進員ニュースが、もう15年続いて
います。この編集に、15年携わっています。
表紙の見開きの、詩はずっと、私が書いています。
このブログの中で、少しずつ紹介してまとめていきたいと考えて
います。
この詩は、私の大切な犬を、2頭とも見送って、2年ほどたったころ
のものかと思います。絆第14号のものです。(教室にまだあります)

このブログの ページ上の トップの写真。私の 大切な ゆずが
カメラマンである わたしに まっしぐらに 走ってきている写真
これから イメージアップした 詩です




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