› 風と尾っぽ › PW史

2016年10月02日

PW誕生前②

うそごとの「楽しさ」論にスイッチがはいった
わたし




いま思い出しても スレスレだったなと思うのが
私に疑問のスイッチを入れた体罰主義の「この人」が
もしも、違った言い方で私に体罰のしつけを伝えたら・・・
「命を育てる以上厳しさという側面もありますよ」
とか
「9割はやさしく1割はちゃんと叱る、メリハリを」
とか・・・
そんな表現を使っていたら
「そうなのか?」と少し追随してしまったかも
しれない・・・そういう家庭に育ったから・・・
父は「9ほめて、1叱る」と常々何かのおりに言っていた
かわいがっても、もらったけれど
叩かれたこともあるなあ・・・・しみじみ
父のことは好きだった

しかし、「この人が」
心がすくむような体罰を実行しながら
素人なのに、人に指導しながら
それを「楽しめ」という
矛盾をはらんだこの表現が
私をいまのこの世界に導いたのかも
と、すれば、感謝か?

納得がいかない
ただ それだけで
求めたのかもしれない 納得のいく方法を 
今では もの言えないこのコたちの代弁者なのだと思う
たかが犬
されど犬
小さいものに むけた学びは
そのまま 人間が生きることの課題に
真摯にむきあうときのヒントとなるのだった

しつけ方を求めて
いろいろなところへ行った
サヴァのすけを手に入れる一年前から
セミナーに通いたおしたけれど
やはり、実物でのやりとりなくしては
知識はほんものにはならないと
さとった私

M警察犬訓練所
地域での行事のしつけ方教室
トレーニングの研究グループ
地元の病院でのアニマルセラピーの活動
それから福岡県動物愛護センターのしつけ方教室etc

訓練所のサンディスクールに通っている間は
しつけの勉強をしている仲間には
ずいぶんチクチク言われたけれど
私はここで素晴らしいトレーナーさんと出逢う
彼女は今でも私の尊敬する人だ
M警察犬訓練所は、いわゆる負の強化の道具
=チョークチェーンを使うところだった
私が習ったトレーナーさんはスゴ腕で
あれから18年はたったと思われる今も
あれほど上手にこの道具を使う人は見たことがない。

私はそのスゴ腕の訓練士さんに
「女の人は強制訓練しない方がいいよ」と
言ってもらいながら、他の可能性も探していた
そしてみつけたのが
福岡県動物愛護センターだった
そこでは 犬にとって喜びとなる快刺激を使っての
陽性強化法という理論で育てる方法を
教えていた

獣医さんが
体が心におよぼず影響からお話をする
当たり前のことだけど
犬にも猫にも私たち人間と同じように
体があり、心があり
経験を積み重ねながら
物言えず苦しんでいるという意識が
皆さまありますか?私はそうだといたく納得をし
感動をした そしてもっともっと知りたいと思った

私は 愛護センターの獣医さんに夢中になり
ストーカーのように通い倒したのでした
それがなんと10年を超えたのでした、、、つづき・・・・・
  


Posted by Positive Wind at 10:52Comments(0)PW史

2016年08月24日

Positive Wind が誕生するまで①

「フクシマさん しつけは 楽しんでやってください」

犬が何か行動を起こしたときに
叩く 叩き方を教えた人
蹴る 蹴るところを見せた人
その人が私に言ったひとこと

衝撃的なセリフ
「楽しくない!!」
それが私の心の叫びだった。




この世の中は傲慢な意見が横行しすぎて
さぞかし犬も困惑をしていることだろう

しつけを 楽しむ
「楽しむ」という言語がある以上
方法は選ばれるのはではないか?

私は言語のとりあつかいについて
敏感な側面がある(オットはもっと敏感)
それは幼少の時からそうだった
印象的な言葉
ショッキングな言葉に支配されてしまう
ずっと考えこんでしまう
こだわってしまう

「この世界」(嫌な言葉だ)
「動物の世界」に入ったときに
いろいろな方面で聞いた
「楽しむ」
いわく「しつけは楽しめ」
いわく「ボランティアは楽しくないとボランティアではない」
確かに一瞬賛同をしてしまう
耳に心地いい言葉
しかし その「楽しさ」の実行には
おそまつなものもあり
首をかしげるものもあるのだった
「耳に心地いい言葉には嘘もひそんでいる
あるいは実行は難しい」

パワーのあるひと
立場の強いひとが
一方的に楽しむ

そこに動物の気持ちはなかった

弱い立場の者からの発信
声を持たないものからの発信
それが私にとっての「動物からみてしあわせな」
トレーニングの実行研究だった

ほんとうに 楽しいって何?
楽しい動物のしつけを自分で見出そうではないか
そこが私のスタートで、それは私が
39才の時だった
学校の社会科教師になることはあきらめた
子供を産むことはあきらめた
まだ PWの協同経営者の森と会うこともなく
孤軍奮闘の学びの始まりだった
  


Posted by Positive Wind at 23:18Comments(2)PW史

2016年06月23日

あの日のそら


あの日



あの日
水を味方にした
風を味方にした

土の神様に祈った

深く呼吸をした
この若者の前途が光で包まれますように
大きな背中に祈った
光があらわれ
それは 祈りが終わるまで
その空間をつつんでくれた

神様だったと
私は思っているのです
PWはもうすぐ結成10年をむかえます

県の動物愛護センターで出会わなければ
はじまらなかった代表森竜一との日々
ただひたすら 働いて
多くの協力者に恵まれ
あり がたい
それ以上の言葉がないのです

うまれてよかったです
ありがとう お母さん
  


Posted by Positive Wind at 20:05Comments(0)PW史

2016年03月28日

サヴァのすけ⓵




わが教室の神。サヴァのすけ。
教室の窓にも貼っている、ゴールデンの姿は
彼の写真をもとに 私が絵におこしたものです。

思えば彼がスタートだった、この教室の哲学から
ノウハウから、何から何まで。

私の犬のイラストも私の犬のトレーニングも
サヴァのすけから始まりました。

私の修行の始まりで 研究対象だった
思えば一番いろいろな被害を受けたのかなあ。
今思えば、かわいそうなことの数々だった。

彼が神戸でのドッグトレーニングテストに
合格してから、私がこの道を歩くことが現実的に
なったのだと思います。

亡くなる前年までドッグトレーニングテストに
つきあってくれた。
兵庫まで行ったなあ。車内の後ろのシートで
ウンザリした顔で寝そべっていた姿、いまでも
思い出します。
テストなんかに合格しなくとも
気性のいい犬だったのにねえ。
ぽわあんとした犬だったなあ。
生涯、数回だけうなったり吠えたりしたかなあ。
だから、私は彼のうなりも吠えも信じて、
彼の言う通り、不審者からは、距離をあけました。
ボディガードもしてもらったんだなあ。
あんな、いい性格だったのに。

なのに、老人保健施設に連れて行ったり
動物愛護センターに連れて行ったり
神戸までドッグトレーニングテストに連れて行ったり
いっぱい、いっぱいのお勉強に付き合ってもらったんだよね。
いるだけで、宝物なのに、
教室の神にまでもちあげちゃって、ごめんなさい。
ありがとう
でも、私の思惑なんてなんのそので
きっと今も、ぽわあんって顔をして、あの場所にいて
みんなを待っててくれてるんだよね。

そういうとこが 神かな
いとおしい サヴァのすけ 
キミのことも 語らせてね
  


Posted by Positive Wind at 12:13Comments(2)PW史